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きもの便利手帳

着物を着る機会を総まとめ!15のシーンを紹介

着物を着る機会を総まとめ

意外にたくさんある【着物を着る機会】

「母から貰った着物を着たいけど、なかなか着る機会がない…」

そんな方もいらっしゃるかもしれませんが、着物を着るのは特別な機会だけではありません。

ここでは、着物を着る機会を増やしたいと考えている方のために、セレモニーから日常まで15の「着物が似合うシーン」をご紹介します。

結婚式

結婚式や披露宴の式場を華やかに彩るゲストの着物姿は、新郎新婦からも喜ばれます。

新郎新婦に近しい親族として出席する場合は留袖や振袖を、新郎新婦の母親や仲人として参列する場合は黒留袖を身に着けます。また、祖母やおば、いとこなどの親族は、基本的には紋の入った訪問着を身に着けます。訪問着の色は淡い桜色・薄い水色、柄は鶴や鳳凰といったおめでたい席にふさわしいものがおすすめです。

成人式

成人式で着る代表的な着物といえば「振袖」。振袖の色は華やかな赤が人気ですが、上品な青や緑、高貴な紫などもおすすめです。

振袖の柄は、華やかで時代に左右されない桜や梅、菊、牡丹、藤、御所車、貝桶などの古典柄のほか、松竹梅や扇、鶴、熨斗といった縁起が良いとされる吉祥文様(きっしょうもんよう)もおすすめです。

入学式

子どもの成長と門出を祝う入学式に着物を着るなら、訪問着・附下・色無地がよいでしょう。

入学式を見守る立場である母親は、目立ちすぎないよう淡いピンクやクリーム、水色、薄緑や薄紫といった控えめな色がおすすめです。

卒業式

卒業式に母親や祖母が着物姿で参加する場合は、入学式と同様に訪問着・附下・色無地を着用しましょう。

卒業式は別れと門出、学校への感謝を表すため、濃紺やグレー、ブルーグレーや水色などの落ち着いた色を選び、柄の数が少なく、柄の色も控えめなものがよいでしょう。

お宮参り

赤ちゃんの健やかな成長を祈念するお宮参り。着物で参列する場合、母親は訪問着・附下・色無地を着るのが一般的です。

赤ちゃんの産着が引き立つよう、淡いピンクや水色、明るいベージュ、薄紫などの控えめな色を選びましょう。

七五三

七五三で子どもに晴れ着を着せるのであれば、母親も一緒に着物で参拝したいもの。訪問着や附下、色無地、江戸小紋などから落ち着いた色と控えめな柄の着物を選ぶとよいでしょう。

お子さんの晴れ着と柄を合わせたり、同じ色でも落ち着いたトーンのものを選んだりするのがおすすめです。

十三参り

数えで13歳を迎える子どもが、知恵と福徳を授かる行事である十三参り。初めて大人の裁ち方(服の布地1反全部を使った仕立て)の着物を着て、着物の肩部分の生地をつまみ上げて縫う「肩縫い上げ」で裄丈を調節し、大人用の袋帯を締めます。

母親も着物を着る場合は、淡いピンクやグレーなどの派手過ぎず上品な色の訪問着や附下、色無地を選びましょう。

初詣

新年を迎えるおめでたい日に神社やお寺にお参りをする初詣は、着物を着るのにぴったりな行事です。振袖を着るのも素敵ですが、家族と初詣に行く場合はカジュアルな小紋を選ぶのもおすすめ。寒い時期なので、温かみのある暖色系の着物がよいでしょう。新年を祝う日に相応しい松竹梅や宝尽くし、扇といった縁起の良い柄がおすすめです。

お花見

日本ならではの行事であるお花見に着物姿で参加するのも素敵です。

季節を先取りするのが着こなしのマナーとされているので、満開の桜柄の着物は桜が満開になる前までの着用が望ましいでしょう。満開ではない桜柄の着物や枝がなく花だけの桜柄の着物なら、お花見の際に着て行っても問題はありません。

お祭り・花火大会

お祭りや花火大会に行くのに浴衣を着る、という方も多いでしょう。浴衣よりも上品さや華やかさを出したい時には、薄物という生地が薄い夏物の着物を着るのも粋です。

同窓会・式典

基本的に式典では留袖、訪問着もしくは色無地で紋入りのものを着るのが一般的。カジュアルな同窓会なら、紋の無い明るい色の訪問着で参加してもよいでしょう。

お茶会

食事やお点前を含めた正式な茶会である茶事や新年初めの茶会である初釜など、改まったお茶会には訪問着を着るのがよいとされています。このとき、訪問着は一つ紋の入ったものを選びましょう。なかでも、縁起が良くおめでたい柄とされる松竹梅、宝尽くし、鳳凰、鶴や、伝統的な柄である孔雀や唐草などの古典的な柄の訪問着は品の良さを感じさせます。

観劇や美術館鑑賞など

日本の伝統芸能の歌舞伎や落語は出演者も着物姿であることが多いので、着物で出かけても浮かずに場に馴染みます。歌舞伎は公演内容や座席によって訪問着・色無地が相応しい場合と小紋や紬などカジュアルな着物の方がよい場合がありますので、事前に調べておきましょう。

浮世絵などの美術鑑賞や歴史があるお寺巡りなども、着物姿が映えるお出かけ先です。

旅行

京都や奈良、金沢・浅草・鎌倉といった歴史ある街を旅するなら、現地を着物姿で散策するのも楽しいもの。着物の種類は小紋や紬といった街着がおすすめです。

自分で着物を持参して旅先で着付ける場合、うそつき襦袢(肌襦袢に衿や袖を付けて長襦袢の代わりにしたもの)やうそつき衿(長襦袢を着ているように見える衿のみのアイテム)を活用したり、着替えの和装下着や足袋を手拭いでまとめたものを帯枕の代わりにしたりすると荷物を減らして身軽に旅立てます。

葬儀

故人と2親等程度までの近しい立場の方が葬儀に参列する際には、黒紋付を着用します。黒紋付とは、地色が黒の一色染めで五つ紋を染め抜いた無地の着物のことを指し、最も格の高い正礼装(第一礼装)とされています。

着付けを覚えて、着物を着る機会を楽しもう

きもの着方教室「いち瑠」は、10~70代まで幅広い年齢層の方が通う人気の着付け教室。初級コースでは紬や小紋といった普段着の着付けだけでなく、着物の種類やTPOに合わせたコーディネートなどの知識も学べるうえ、1レッスン500円(税込)・全8回で4,000円(税込)とリーズナブルな価格設定になっています。

講師と生徒さん同士でお出かけする「お出かけレッスン」があるので、着物姿で外出してみたい!という方にもぴったり。

全国に約60ヶ所ある教室では、持ち物不要で洋服の上から着物を着る体験ができる「無料体験教室」を開催中。ご興味のある方は、ぜひお近くの教室にお越しください。

憧れのきもの

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