すこし前のおでかけ報告
2023年5月29日(月)
講師の岡です。
今日は、5月29日。ごふく(呉服)の日です。知っていました?
それを記念して(?)少し長い おでかけの報告をしたいと思います。
実は、いち瑠に勤めていると「日程が近いのですが、どなたか生徒さんご参加されませんか?」というお話をいただくことがあります。
今回のおでかけも、お話をいただいたのが開催日の前々日。
横浜駅前校のご近所さんのカハラホテルさんから、
「地元と一緒に何か取り組みたいということで企画しました。三渓園。通常非公開の白雲邸でカハラホテルのアフタヌーンティーをお楽しみいただけます」
えー?行きたーーーーい!
ということで、まずは自分の予定を調整し、生徒さんたちにお声かけしてみました。
お声かけしたのは、きものきるのに心配のない留袖クラス、振袖クラス、卒業生のみなさん。
ゴールデンウィーク真っただ中「明後日、5月3日 行く?」。
あまり期待しませんでしたが、ご予定がついた生徒さん3名いらっしゃいました。そして、たまたま授業がなかった山下先生と私の5名で急遽、決まった三渓園でのアフタヌーンティーのおでかけ。
この5人。私と山下先生も、もともと いち瑠の生徒です。
きものをはじめたきっかけは「母が亡くなり、残されたきものをどうするか困ったから」2人。「親族のきものが山のようにあるのに誰もきなくてもったいないから、なんとかしようと思たから」1人。「お嬢さんの振袖誂えたら特典で着方教室授業がついてきたから」2人。きものを着ておでかけしようなんて全く思っていなかった5人。
その5人が「明後日、おでかけする?」「するする」「じゃぁ、現地でねー」
(実際はもう少しきちんとした会話をしています。ご安心ください)と、急な予定決定にも何の心配もなくきもので出歩けるようになるなんて・・・。
最近、無料体験の方に、きものを習いたいと思ったきっかけをお聞きしています。「普段、なんでもないときに、きもの着れたらいいなぁと思って」という方がとても増えてきました。以前は、あまりなかった理由です。
「きものを着ることが身近になってきたんだなぁ」とうれしく思います。
そして、その理想形が「今回のようなおでかけ」なんじゃないかなあと思います。
気負うことはないけれど、みんなが好きな装いできものでのおでかけを気軽に楽しむ。
わたしたちにとっては、いつもの気軽な装いです。
ところが、三渓園の入り口で待ち合わせをして、お散歩しながら白雲邸の入り口に到着したとたん、黒スーツの男性たちがたくさんお出迎えしてくれて、口々に
「急なお声かけだったのに、すてきな装いでのご参加、本当にありがとうございます」
と、とても歓待してくださいました。
忘れていました。きものって着ていくだけで価値があるんですよね。
自分の楽しみでもあるのですが、やはり「わざわざきもので来てくれた」とお相手に思っていただけるというのも、きものを着てでかける良い点です。
5月初旬のさわやかな日の午後に、新芽が美しい庭園を眺めながらのお食事。しかも、運ばれてきた重箱の中身は夢の世界!!
目にも美しい。ファンタスティック!
お味も最高!シェフの渾身のお出汁は絶品。
スタッフの方たちの対応も最上級。
シェフがお料理の説明に来てくださったり、カハラホテルの方ともお話がいろいろできました。きもの姿て対応してくださった女性スタッフさんには「自分できたんですか?」「きもので仕事するってどうですか?」とか、根ほり葉ほり質問したり・・・(ごめんなさい)。とても感じよくご対応いただきました。
横浜駅前校から近くにあるカハラホテル。なんとなく敷居が高くて、私は敷居をまたいだことはありません。しかもアフタヌーンティーは予約取れないっていうし・・・。
でも、これを機会に、カハラホテルへもおでかけで行けたらよいなぁと現在企画を考え中です。
突然のお声かけでしたが、本当に極上の時間を過ごさせていただきました。
「いち瑠につとめていて」そして「きものを着られるようになっていて本当に良かった」と思ったおでかけでした。
まずは、お散歩。水連の可憐な花が咲いていました
ちょっとおすましした5人
シェフ渾身のお出汁。「旨味」ってこういうことよね。
迷い箸しちゃいました。どれもおいしかった
食べ物に見えませんよね
楽しい時間でした。
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