新潟・十日町工房ツアー
2020年11月12日(木)
こんにちは
暦の上でもすっかり冬になりましたね
コロナウィルスの第3波が押し寄せていますので
寒くても換気を心がけないといけませんね
先日、ご希望の生徒さまと一緒に
きもの産地の工房ツアーに行ってまいりました。
今回の訪問先は
新潟県・十日町市
新潟県の南部に位置しています。
日本を代表する米どころ・魚沼に近い、自然豊かできれいな町です。
最初は根啓織物さんへお伺いしました。
明石縮や十日町紬を制作している工房です。
看板が見当たらず、外見からはどんな所なのか、全然分かりません😁
私は初めての工房見学であったため、何もかもが物珍しく
大興奮してしまいました😤
こちらは製糸の作業から始まります。
写真に収めきれなかったのが残念ですが、単純作業に見えて実はややこしい作業なんだと思います。
これは織布の前の、糸に染色をする過程です。
制作したい柄になるよう計算して染色を施していきます。
サラっと書いていますが、少しでもずれてしまうと台無しになってしまう、責任重大な過程です。
機織りの途中のサンプルです。
みょーんと上下に伸びているのは縦の糸です。
そこに横の糸をくぐらせて織物になっていきます。
まさに中島みゆきの歌のとおりです。
ひろい工場にたくさんの機械が並んでいました。
もっと時間があれば、1つ1つじっくり見させていただきたかったのですが💬
午後の日差しに照らされて、とてもノスタルジックな世界が広がっていました。
油を差してがんばっていたのかと思うと
じーんと来てしまいます
最後に職人さんと織機が働いている工房へお邪魔しました。
機織り機の音で、話もできないほどのお部屋です。
職人さんが一瞬離れた際に撮らせていただきました。
この手前に立って作業をされています。
そして出来上がったものが明石縮です。
これは夏の着物です。
色合いが涼し気でステキ
この着物たちは様々な職人さんがコツコツとなさった仕事の結果です
改めて持っている着物は大事にしなければと感じました。
これは着物の図面を保管していると思われます。
工房の方たちにとっては何気ない景色でも
なぜかとても崇高に感じました。
この工房は土日休みなのですが
お邪魔したのは土曜日でした。
休日返上で対応くださった職人さんたちに
感謝です。
このあとはろうけつ染の工房見学です
この様子はまたご報告します✋
銀座校 ホソガイ🐵
その他
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