新潟・十日町産直ツアー その②
2020年11月15日(日)
こんにちは
先日の産直ツアーの感想がたくさんありすぎて
一度にまとめきれませんでしたので
続報です
前回のブログでは
明石縮や十日町紬を制作している工房のことをご報告しましたが
その次にろうけつ染の工房も見学してまいりました😀
こんなかわいい屋根の建物です
豪雪地帯なので積雪を防ぐようになっているんですね
工房内はこんな感じ
反物の長さは約13ⅿですので
それに見合った細長い作りです
こんな感じで反物をピンと張り
加工を施していきます
ろうけつ染とは
染色したくない部分を溶かした蝋で覆い
模様を描く技法です
こんな感じで蝋を溶かしていくんですね
鍋がすごいことになっています
ここで反物に蝋を塗り、次の模様を描くために
塗った蝋を取らなければいけないのですが
蝋を取る加工は京都でしか出来ないのだそうです
この過程を数回繰り返して模様が出来上がっていくので
一反のデザインが完成するまでに
新潟⇔京都を数回往復するのだそうです
デザインに反映されない所にも
とても大変な苦労が隠れています
職人さんの仕事道具をぱちり
刷毛の多さに工房の歴史を感じます
反物の脇に置いてあったもの
「なんだコレ」と思ってよく見てみたら
なんと職人さんの前掛けでした
こんな前掛け
見たことあります
冬の寒さは尋常ではないと思いますが
仕事上暖房を付けるわけにも行きません
たくさんの苦労を重ねて
日本文化を支えている方々がいらっしゃると思うと
改めて自分の着物を大事にしたい気持ちとともに
着物文化をもっと広げていかなくてはという
使命感のようなものを感じました
というわけで
いち瑠はきものdeおでかけを
大切にしています
着物は「着るもの」ですので
たんすにしまっておいてはダメですよ
いまはコロナの影響で制限も多い中ですが
可能な範囲で開催しますので
要チェック
あ
ツアーの最後に
へぎそばをいただきました
初めていただいたのですが
つるつるモチモチモチで
食べ応え十分
新潟を起こしの際はぜひ
銀座校 ホソガイ🐵
その他
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