生徒さんの着物ライフ紹介その2
2019年6月28日(金)
「なんで着物をはじめたの?」という質問に、「こどもの行事に着物で出席したいので・・・」という生徒さんがたくさんいます。
1月生には、お稽古を始めたときに「小学校の卒業式に着物を着たい」「入学式に着物を着たい」という方がたくさんいました。「1月にお稽古を始めて2ヶ月で?」と思うかもしれませんが、目標があるということは素晴らしいもので、みなさん、4月クールが開始したときには、「卒業式、入学式 全て着物で参加しました。がんばりました」と報告してくれた生徒さん(中級さん)がたくさんいました。
お子さんのイベントではありませんが、やはり初級修了時にがんばった生徒さんのご紹介。
Rさんは、海外の見本市(フェア?)での営業を担当しています。「去年、浴衣は着たんですが近くのブースに着物の人がいて、やっぱり着物じゃないとダメなんだと思ったんです」と1月にお稽古を始めました。
フェアは5月初旬の香港。
仕事帰りにヘトヘトになってお稽古に来るので、最初のうちは全然着付けの手順が覚えられなかったRさん。なかなか、フェアで着物を着る決心もつきませんでした。
が、実家からおばあさまの着物と帯を何着も取り寄せて教室に持参。「日本で着るならこれ。でも、海外ならこっちかなぁ?小物もこれかしら?」と一緒にさんざん迷って、選んで・・・。
そして、ようやく「やっぱりフェアで着よう!!」と決心をしてからは、本当によくがんばりました。たぶん、おうちでもたくさん練習したと思います。最後まで、心配していた私に「先生着れましたぁ」と香港から写真を送ってくれました。日本らしい古典の華やかな着物だったので、たくさんの方に「一緒に写真撮ってください」といわれたそうです。ホント、講師冥利につきる報告でした。Rさん、よくがんばりました。
講師 岡
きものdeおでかけ
レッスン
その他
この記事をシェア