イエベ秋さんに似合う着物とおすすめコーディネート
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イエベ秋さんに似合う着物を見つけよう
「イエベ秋」についておさらい
イエベ秋(イエローベースのオータムータイプ)とは、パーソナルカラー診断で春・夏・秋・冬の4つのうち「秋」に分類された方を指します。
肌は黄色みの入ったベージュ系で、質感はマットで厚みがあり、日焼けをすると吸収して黒くなりやすいのが特徴。血色感は少なめで、頬の赤みも見えにくいタイプです。
瞳の色は落ち着いた暗さがあるブラウンやブラックであることが多く、髪色もダークブラウンのような暗めのカラー。髪の毛1本1本が太くハリコシがあり、ボリューム感のある髪質が特徴です。
イエベ秋さんに似合う色
イエベ秋さんに似合う色は、乾鮭色(からさけいろ/橙色がかった桃色)、海松色(みるいろ/深い黄緑色)、芥子色(からしいろ/やや鈍い黄色)、栗色(くりいろ/赤みの強い茶色)など、全体的に黄みがかっていて暖かい濃色が中心となります。落ち着いた色味が似合うタイプなので、いわゆる秋色らしい深みと渋みがある色がおすすめ。伝統的な和の色はイエベ秋さんに似合うものがとても多いので、着物も豊富な色数から選ぶことができるでしょう。
イエベ秋さんにおすすめの着物コーディネート
イエベ秋さんの着物姿を素敵に見せる柄は、花柄・曲線・ドットなど。刺繍や絞りの着物もおすすめです。豪華な装いも粋なスタイルも似合うため、ボリュームがある刺繍の半衿や大きめのレトロ柄も恰好良く着こなすことができます。紬などの硬さのある素材、木綿の着物などは寂しい雰囲気になりやすいので、色や模様でカバーすると良いでしょう。
小物では、綿や麻などの天然素材やべっ甲を使った物が似合います。
イエベ秋さんが着物を着る時のメイクやネイル
イエベ秋さんは、肌の黄色っぽさが時にはくすみに見えてしまうことがあります。トーンアップしたい場合は、化粧下地やコントロールカラーで肌色を調整すると良いでしょう。
イエローベースにマッチするファンデーションは、肌色と同じく少し黄味のあるベージュ。チークの色味はサーモンピンクやアプリコット・テラコッタなど、オレンジ味のある色味が肌の色に馴染みやすく、顔が明るく見えます。おすすめのリップカラーは、ベージュ系・サーモンピンク系・ブラウン系です。
ネイルはブラウンや深みのあるダークグリーン、オレンジ、ベージュなど、基本的に黄みのあるカラーや深みのある落ち着いたカラーが似合うでしょう。
イエベ秋以外のパーソナルカラーと着物選び
パーソナルカラーって?
パーソナルカラーとは、生まれ持った髪・瞳・肌などの色と雰囲気が調和する色のこと。自分に似合う色が分かれば洋服やメイクのお買い物での失敗を減らすことができますし、着物もより素敵に着こなせるでしょう。
イエベ秋以外の3タイプとは
パーソナルカラーは、大きく春・夏・秋・冬の4つのタイプに分かれており、春・秋はイエローベース、夏・冬はブルーベースに分類されます。
イエベ秋以外の3タイプの特徴は以下の通りです。
・イエベ春
明るく華やかな色味が似合うタイプ。オレンジやイエローなどのビタミンカラー、朱赤やコーラルピンクなどの暖かみがあって元気が出るようなカラーが得意です。
・ブルベ夏
淡くソフトな色味が似合うタイプで、ラベンダーや水色、ミントグリーンなどのパステルカラーが得意。濁りを感じるスモーキーな色も、穏やかな夏タイプの雰囲気と調和します。
・ブルベ冬
鮮やかでクリアな原色系の色やモノトーンが似合うタイプ。青みの強いフューシャピンク、エメラルドグリーンやロイヤルブルーなど、パキッと鮮やかでクリアな色が凛とした美しさを際立たせます。
イエベ秋と春の違い
イエベ秋とイエベ春は、主に髪・瞳・肌の血色に違いがあります。
イエベ秋は全体的に暗めかつ落ち着いた色合いで、髪や瞳はダークブラウン、肌は黄みがかったベージュに近い色味。一方、イエベ春は全体的に鮮度・明度が高い色合いで、髪や瞳は透け感のあるブラウン、肌はくすみがなく明るめでクリーム色に近い色味となっています。
3つのタイプ別、おすすめ着物
・イエベ春
若々しく可憐な雰囲気のイエベ春は、ピーチピンク、ライトイエロー、ライトブルーなどの明るく元気な色が似合います。鮮やかな色同士の組み合わせは派手に映ることもあるので、TPOに合わせて色の面積を調整してみましょう。大胆なモダン柄よりも、可憐な花柄、格子、水玉などの細かい柄がおすすめです。
・ブルベ夏
上品でエレガントな印象を持つブルベ夏は、ラベンダー、ペパーミント、ローズなどの優しいパステルトーンが似合います。黄色みを含んだ色は顔色をくすませるので、使う時はお顔から離すと良いでしょう。格子、細い縞、ペイズリー、細かいドットなどの繊細で優しい柄がおすすめです。
・ブルベ冬
個性的でクールな雰囲気があるブルベ冬は、マゼンタ、チャコールグレー、サファイヤブルーなど、華やかでクリアな色が似合います。強い印象になりすぎる時は、小物にパステルカラーを合わせてみましょう。おすすめの柄は、幾何学、大柄、直線。大胆でインパクトのある柄をうまく着こなせます。