もったいない　きもの相談会

2022年8月22日（月）

8月１７日（水）～２１日（日）の５日間は「もったいないきもの相談会」でした。

「もったいないきもの相談会」というのは、いち瑠で推奨している
「古い着物を着てゆきましょう」という考えを元に、実際に着るためのお手伝いをさせていただくものです。

いち瑠に通おうと思ったきっかけが「古い着物があるので、着てみたい」という方がとても多いのです。

・古いきもの・いただいた着物が自分のサイズに合っているのか？
・今の流行にあっているのか？
・着物や帯の種類と組み合わせを知りたい。
・しまってあった着物にしみができているので、染み抜きにはいくらくらいかかるのか？

などなど、古い着物を着るようにするためにはいろいろな準備が必要です。

見てもらいたい着物や帯がある方は、事前にもったいないきもの相談会にご予約をしてもらいます。
相談会の予約日より前に事前に見てもらいたい着物を教室に送っておくと、スタッフが着物の種類をまとめたり、採寸したりして準備をしておけるので、相談会の時にスムーズにお話ができます。

事前にリストを作って、自分の持っている着物についていろいろ質問される方もいました。

そんな中で今回素敵な出会いがあったのです。

今回きもの診断に来ていただいたのは新潟の悉皆（しっかい＝きもののお手入れ）の業者さんでしたが、生徒さんが持ち込まれた着物の入っていたたとう紙を見て、「これはうちでお手入れをしたことがあるお着物ですね。」と。

このたとう紙が悉皆業者さんのところの物だったそうです。

生徒さんはご親戚から譲り受けた紬（つむぎ）をお持ちになったのですが、その御親戚の方の地元が今回の悉皆のご近所だったそうです。まさかヒルトンで東京と新潟の再開があろうとは！！びっくりでした。

残念ながら、このお着物はどうしても寸法が足らなくて、生徒さんの寸法には直せないという事でしたが、大好きなご親戚の思い出の品なのでこれからも大事にされるとの事でした。

古いものにはドラマがありますね。そういったひとつひとつの思い出を大切にして、再び活用できるようにできるだけ力になりたいと思います。

いち瑠新宿校　タカミ

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１０月生の開校は２０２２年１０月２６日（水）から！

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いち瑠　新宿本校
【TEL】03-5990-5469（ヒルトン）
【休校日】月曜＆火曜

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もったいない相談会

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