ギネス世界記録!
2024年4月23日(火)
皆様、こんにんちは。
あやこです。
ギネス世界記録のお話の続きです。
この大会には、講師陣は「100色の色無地サンクルール」
という着物を着て臨みました。
色無地
皆さんも、お持ちかもしれませんが、こんなにたくさんの色が揃っているのを見る事は
滅多にない事だと思います。
どうですか?
ジャーーーーーン
このグラデーションの美しさ。
いくら見ていてもあきませんね。
お隣の方と
「ねぇ、そっくりじゃない?」
「でも、ちょっと微妙に違う」
と比べあってみたり。
「あんな鮮やかな色も!」
この色無地の色たち
全てに素敵な和名が付いているんですよ。
鶸萌黄、瑠璃紺、白橡、新橋色、壺菫、茜色、空五倍子色etc
皆、それぞれのいわれがあり。興味深く調べてみたりしました。
ららぽーと船橋校の講師
左は、淡藤色(あわむらさき)
優しく女性らしい藤色を更に淡くした色。平安時代から女性に人気の色で、染色技術の発達した江戸時代には、藤の名が付く多くの派生色がありました。
真ん中は、紫鼠(むらさきねづ)
江戸時代は大火が多く、灰色という言葉が忌み嫌われました。それで鼠色と言われていたようです。江戸時代は、倹約令などがひかれ、庶民は質素倹約に努め、鼠色はとても流行ったようです。
その中でも、高貴な色紫を混ぜる事で、少しでも気持ちを上げていたのかもしれません。
意外にも、今、建材の色として大流行りらしいです。
右は白緑(びゃくろく)
鉱物の孔雀石(マカラナイト)から作られる岩絵の具の色。英名オパールグリーン。
奈良時代には仏像や仏画の彩色に使用されていたようです。綺麗ですよね。
この色無地の色、自分の好みではなく、どこからか指定されてきたものなんです。
普段着ない色の着物に、皆不満や不安いっぱいで、帯は自分の物をコーディネート。
私は、暫く駄々をこねてしまったのですが。
結果、皆さんには大好評で。
他の講師も同じく。
自分の好きで選んでいた色ではなく、
無いわー!
と思っていた色が意外に好評だったりして。
ステキな経験をさせていただきました。
100色
貴女なら、どの色を選びますか?
きものdeおでかけ
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