十日町織物 産地特別招待会 参加しました!
2018年5月23日(水)
5月11日から13日まで十日町に行って来ました
新幹線、ローカル電車を乗り継ぎ 「列車の旅」これも旅の醍醐味ですね
列車の中は、行きは期待、帰りは感動、そして常に笑いでいっぱいでした
(他のお客様には迷惑だったかも笑)
一両編成のかわいい車両
いよいよ研修
1件目は、伝承絣織物 渡吉織物さん 織物の工房です。
家族皆さんが伝統工芸士という織物工房を見せて頂きました。
おばあさまが、糸に糸をきつく巻きつけてその場所を染まらないようにするくびりをしていました。奥様が複雑な模様の手織りをされていました。
糸1本がそれに携わる皆さんの技術により一枚の反物になるところを見せて頂きました。
2件目は、㈱桐屋 翠山工房さん 染物の工房です。
生地が届いてから企画設計、型付け、引き染め、手書き友禅、絞りをひとつの工房行っています。
引き染め
絞り
5月ですら暑さを感じましたが、染めの為冷房を使わずに作業をする夏がどれだけ大変なことか。絞りも手書きも全て手作業。
説明のとき印象的だったのは、「反物は伸ばしてのりをつけられ、何度も蒸し器で蒸され、絞られ、いじめられて良い反物になっていく」という言葉でした。
白生地が職人さんの技術と苦労によって、そしていじめに耐えた生地の我慢によって出来上がっていることを実感でき、自分の着物に「いとおしさ」を感じました。
思い出の一品をお持ち帰りの方もいらっしゃいましたね
今後も金沢、博多など産地見学が企画されております
産地見学は、実際に見て勉強をするのは、もちろんですが、その場に行かなければ分からない、気温、空気、匂い、作り手の方々との出会いがあります
1人でも多くの方が【自分の着物がいとおしくなる】産地見学に参加して頂ければと思います
次は一緒に行きましょう
最後になりましたが、この機会を与えて頂きました、小林商事様、渡吉織物様、翠山工房様 皆様ありがとうございました。
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