夏のコーデ ~明石ちぢみと桐生帯の清涼感~
2023年6月30日(金)
みなさん、こんにちは!
雨模様と蒸し暑さが続いていますが、
夏の着物ライフ、楽しんでますか~?
今日はなんば校の山本先生の
すてきな夏コーデをご紹介します!
まず、着物は「明石ちぢみ」。
「明石ちぢみ」は19世紀のはじめ、
伝統的な越後縮(麻織物)の技法を絹に応用して創織された
透綾織(すきやおり)を源流としています。
横糸に強撚(きょうねん)を加え、
湯もみをして独特の「しぼ」をつくり出しますが、
サラサラ、シャリっとした薄地風が最大の特徴です。
とてもこの季節から着やすく心地よいそうですよ~。
続いて、帯は桐生織。
桐生織とは、主に群馬県一帯で作られる先染め織物の総称です。
その始まりは奈良時代とも言われ、大変歴史の深い織物ですが、
近年では帯や着物として活用されるほか、
スカートやワンピース、ポーチなどの小物類としても
販売されている人気の織物です~。
セルリアンブルーと白の帯締めは
中央部で一ひねりしてリバーシブルを出して
目にもきりっと涼やかです。
帯揚げは、すっきりとした着姿に見せたい時の、
さっとはさみ込むだけの「いりく」。
帯留めは貝ボタンの自作、根付も先生のオリジナルだそうです~
後ろ姿もバッチリ美しい~
ほんと、先生の手を抜かないおしゃれ魂には感服しますね~
みなさんもどうぞご参考に、
夏の着物コーデ、楽しんでみてくださいね~
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