本日のコーデ ~「龍郷柄」大島と新感覚博多帯~
2023年9月1日(金)
こんにちは!
月が地球に最も近くなる昨日は「スーパーブルームーン」だったそうですよ。
虹のように光って綺麗な夜空でした~
みなさん、ご覧になりましたか~
さてさて、早いもので今日から9月。
まだ暑いけれど、お着物は単衣へ衣替えです。
本日紹介するコーデは、大島の代表的な「龍郷柄」の単衣
着物から帯、帯揚げ、帯締め、鼻緒まで幾何学で統一されてます~
「龍郷柄」はその華やかで大胆な印象からパーティなどでお洒落着にピッタリ
この柄は、ハブの背模様と蘇鉄の葉がモチーフです。
江戸末期に薩摩藩から「奄美大島を一番良く表現した大島紬を献上せよ」との命が下り、
図案師が月夜に庭を眺めていた時にたまたま一匹の金ハブが
蘇鉄の葉に乗り移ろうとしたその一瞬の神秘的な美しさを図案化したことから始まっています。
1907年頃に、この泥染め大島紬は作られていた村の名前から
「龍郷柄」と名付けられ、今でも熟練した織手しか作る事の出来ない貴重なものとなっています。
帯はリバーシブルの博多帯。
いわゆる博多の柄ではない、新感覚の洒落帯に仕上がっています。
帯の柄も大胆な幾何学。
リバーシブルの裏は博多らしい
帯締めは市松模様にくすみ系のチェリーピンクが
女性らしいかわいらしさの差し色になっていますね。
足元も、博多織の鼻緒がちらり。
おでかけの秋。
みなさんの秋のおしゃれに、ぜひご参考に~
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