産地を守る!金沢へ行ってきました!
2019年7月31日(水)
こんにちは。
いち瑠札幌校です
札幌は珍しくジメジメした猛暑が続いております。
皆様、熱中症には本当に気をつけてくださいね。
少し日にちが開いてしまいましたが、
先月末に実は 『 古都 金沢 』 へ行ってまいりました~
きものの産地で、有名な加賀友禅と牛首紬の勉強をして参りました。
そのときのお話をさせて下さい。
まず、金沢駅でお出迎えしてくれたのは…
ひゃくまんさん。
金沢市のPRキャラクターです。
華やかな体には金沢の伝統工芸がびっしり描かれています
水引、金箔、加賀手鞠、加賀友禅、松竹梅…
金沢は伝統工芸が沢山です。
早速、加賀友禅作家の工房へお邪魔しました。
友禅と聞いて思い浮かぶのはやはり着物ですが、
太田先生の作品は幅広く、スニーカーやスケートボードにまで描かれているんです。
ポップなアイテムでありながら、
繊細な色彩に加賀友禅の上品さを感じる作品でした
見学後はみんなで集合写真。
太田先生には夜のお食事会もご一緒して頂き、
金沢の歴史や友禅のいろんな技法の話等していただき、
なかなか聞けないお話に生徒さん皆さん興味津々
2ショットも快く受けて下さり、金沢の人の温かを感じました
太田先生とってもチャーミングでした
翌日は朝早くから牛首紬の工房、白山工房さんへ出発。
賑やかな金沢の街中をどんどん通り過ぎ、あたりは一面緑。
静かな自然の中に工房はありました。
1つ1つの行程が細かく展示され、
玉繭の糸を紡ぐ作業には驚きのみでした
こんなに細かい作業を本当に手作業で行っているんだと。
お湯の中にずっと手を入れて手荒れするんだろうなぁ~
と思っていましたが、紡いでいる糸は絹。
作業をされている女性の皆さんは手が驚くほどにツヤツヤでした
織りの行程では織機が4台ほどある中で、
女性2名が手足を忙しく動かして織っておりました。
間近で牛首紬の織りを見れることは本当に無く貴重です。
全ての工房見学が終わり、お楽しみの昼食へ。
メニューは地元で取れた野菜をふんだんに使った女性好みのヘルシーランチでした。
石川は海の幸も山の幸も北海道に負けないくらい豊富で美味しかったです
話が変わりますが、
金沢でのお楽しみはこれだけではありません。
観光地ですからやっぱり行きたいですよね、茶屋街散策。
行ってまいりました
夕方に出かけたので、残念ながらほとんどのお店が閉まっていましたが、
人が少ない時間帯で雰囲気は抜群でした。
オシャレな和風カフェやハンドメイド作家のお店、
有名な金沢の老舗がズラリと並び、1日居ても楽しい街です。
金沢には茶屋街が沢山あります。
・ひがし茶屋街
・主計町茶屋街
・西茶屋街
有名なのはひがし茶屋街ですが、
実は札幌校スタッフの高柳は地元が石川県なので、
オススメしたいのは西茶屋街
街中から程近く、観光客が少ない穴場スポットです
美味しいお菓子屋さんがあるので、気になる方は高柳までお声かけください笑
ちなみに写真は主計町茶屋街です。
高級な料亭が立ち並ぶ大人な街です。
立っているだけで汗が噴出すほど暑い金沢でしたが、
なかなか見ることが出来ないきものの行程を間近で見ることが出来、
直接職人さんとお話しすることも出来、本当に貴重な時間となりました。
きものの産地へ実際に自分の足で出向くことで、
きものへの興味が更に湧き、これは何だろう?と疑問も湧いてきます。
そして金沢を始め、きものの産地を大切に思うことが出来るはずです。
いち瑠の修学旅行は今後秋と冬にも開催予定です。
きものをもっと好きになってもらうべく、参加して頂きたい旅行なので、
生徒の皆さん、秋の旅行に乞うご期待です。
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