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きもの便利手帳

着ない着物が箪笥の肥やしに…そんな時はどうする?

着ない着物の写真

着ない着物、みんなはどうしてる?

思い入れはあるけれど、もう着る予定のなさそうな着物。そんな着物をどうするか悩んでいる方も多いかもしれません。
そこで今回は、着ない着物を工夫して着てみる派・保管する派・処分する派の3パターンにわけて、どうするか・どうしたかといった意見を集めてみました。

工夫して着てみる派

・親が持たせてくれた、しつけ糸のついたままの和服を二束三文で売却するのはしのびない。「たくさん着て、だめになったら捨てよう」と決め、着付け教室に通い、普段のお出かけの際に着ている。

・普段着として着ている。若い頃の着物なので八掛(はっかけ/着物の裾部分の裏地)が派手だが、洋服も派手なものを着ているため、歩いたときに少し見える八掛が派手でも気にならない。

保管する派

・結婚の際に買ってもらったため、思い入れもありなかなか手放せない。そのまま箪笥に保管している。

・少しずつ洗い張り(着物を解いて反物の状態にする)に出し、かさばらない反物の状態で保管している。

処分する派

・専門店でリメイクし、いろいろな小物を作ってもらった。

・引越の際、買取業者に買い取ってもらった。箪笥一杯の着物・小物すべてで2,000円だった。

・SNSの無料譲渡コミュニティで着物が欲しい人を募集し、着てくれる人に譲った。

着ない着物をどうするか 1. 着られるように「悉皆(しっかい)」に出す

着たいけれど「色が合わない」「サイズが合わない」「シミがある」といった理由で着ることのできない着物がある場合、「悉皆(しっかい)」で着られるようにするという手もあります。

悉皆(しっかい)とは?

悉皆とは、「ことごとく・すべて」という意味の言葉。着物に関しては、染色・シミ落とし・洗い張り・仕立てなど染織にまつわる一切を引き受ける「悉皆屋」という業者が存在します。

着ない理由を悉皆で一掃!

悉皆屋にできることはおもに以下の通りです。

・シミ抜き…生地や染めの状態に合わせてシミ抜き・修復を行う
・洗い張り…着物を解いて反物にし、水洗いをする
・丸洗い…着物を解かずドライクリーニングする
・和裁…反物から着物を仕立てる
・友禅修復…友禅のなかのシミ抜き・汚れの洗浄、友禅の挿し直しを行う
・金彩加工…着物をさらに鮮やかに表現する
・撥水加工…着物の撥水加工
・家紋入れ…新たに紋を入れる・紋を入れ替える
・オゾン消臭…高い殺菌・消臭効果のあるオゾンを活用してカビの除去などを行う
・染め替え…反物に戻してから好きな色に染色する
・寸法直し…肩行や袖丈などを調整する

着ない着物を着たい着物に生まれ変わらせるために、ぜひ悉皆に出してみてください。

着ない着物をどうするか 2. どうしても着られないなら処分する

どうしても着られない着物の処分方法としては、おもに以下があります。

処分せず保管しておく

着物のなかでも、以下の着物は処分せずに残しておいた方がいいでしょう。

・小紋…食事会や習い事、観劇など多くのシーンで着用できる使い勝手のいい着物。お気に入りの色や柄のものがあれば一着は残しておいた方がよい。

・訪問着…入学式や結婚式などの行事に着物で出席する可能性がある場合は、一着残しておくと安心。

一方、以下の着物はリメイクするなどして活用するのがおすすめです。

・黒留袖…親族の既婚女性が結婚式で着用する格式の高い着物である留袖ですが、黒留袖は着る機会が限られるため、今後着る予定がなさそうなら洋服などにリメイクする方も多いです。

・振り袖…成人式で着る振り袖も、一度着てそのままの状態なら袖を切って訪問着に仕立て直すのもおすすめ。ただし、袖の柄が途中で切れてしまうものも多いので、専門店に相談してみましょう。「ママ振り」や「姉振り」として未来の娘や姪などに譲る方も増えてきています。

着物を保管する際には、湿気・虫・付着したたんぱく質・ガス・紫外線の5つの要素に注意して、以下の手順を守りましょう。

1.着物の着用後はきものハンガーに掛けて汚れがないか確認する。
2.汚れがあればクリーニングへ、汚れがなければ日陰で半日から一晩程度部屋干しして汗を飛ばす。
3.シワにならないように「本たたみ」でたたみ、着物の湿気を吸ってくれる「たとう紙」で包む
4.箪笥に余裕を持たせて収納する
5.定期的に着物に風を通す

リメイクして使う・売る

今後着る予定はない着物でも、愛着があって手放せないという人もいるかもしれません。そういった場合、着物をリメイクする方法もおすすめです。
着物はポーチや日傘、帯はバッグやスマホケースなど、さまざまな品物にリメイクが可能。黒留袖や訪問着などをワンピースやブラウスなどの洋服にも仕立て直すこともできます。

リメイクしたオリジナルの小物は自分で使うだけでなく、フリマサイトなどで売ってもいいでしょう。

買取業者に買い取ってもらう

着物に対応した買取業者に買い取ってもらうという方法。着物に値段がつけば、処分と同時にお金も手に入ります。
宅配買取なら着物を送るだけで、出張買取なら鑑定士を自宅に招くだけで査定してもらえます。ただし、すべての着物に値段がつくのは珍しく、査定額が二束三文になるケースも多々あります。

リサイクルショップやフリマアプリで売る

リサイクルショップには基本的に正確な目利きができる査定員はいないので、高額査定は期待できません。買取を断られる場合もあるため、事前にどのような着物を買い取ってもらえるか問い合わせておくと安心です。
フリマアプリで売れば、着物が欲しい人に直接譲り渡すことができます。とはいえ着物の写真の用意・商品詳細の記入・取引連絡・商品の発送などを自身で行う手間がかかるため、忙しい人には利用しにくいかもしれません。

寄付する

着ない着物や帯を引き取って寄付しているNPO法人があります。
寄付の送料については無料のところもあれば持ち主負担となるケースもあるため、事前にNPO法人のWebサイトで確認するか電話で問い合わせておくといいでしょう。

処分する

カビ・シミのある着物で売却が難しい場合や、遺品整理中で売却の手続きが面倒という場合は、思い切って断捨離してもいいでしょう。
着物に関しては、自治体によって燃えるごみ・資源ごみ・古布など、ごみ出しの分類が異なります。ごみの分類が分からない場合は、自治体に問い合わせるなどして確認しましょう。

自分にとっては着ない・着られないきものでも、他の人にとっては着たい・着られるものもあります。捨てるのは本当に最後の選択にしましょう。

着ない着物、どうすればいいか相談するなら

全国で着付け教室を展開している「きもの着方教室 いち瑠」では、生徒さん限定で完全予約制の「もったいない相談会」を開催しています。お持ちの着物の種類や状態を見て、整理の仕方や活用法を悉皆のプロがアドバイス。着物の着付けはもちろん、着物の活かし方やその文化まで学べる、ほかにはない教室です。

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