きもの便利手帳

きもののサイズ直しはどこまでできる? 料金相場は?

大切な思い出のきもの

大切な思い出のきものや、お母さまやお婆さまから譲り受けたきものなど、古くても価値のあるきものをお持ちですか。大切に保管しておくだけではもったいないので、サイズのお直しをお勧めします。
お直しにかかる費用やどのくらいのサイズ直しが可能かをご紹介しますので、愛着のあるきもののために、着ることを考えてみましょう。

1.きもののサイズ直し、どんなことができる?

きもののサイズ直し

まず大切なことは、どんなお直しが可能かお手持ちのきものを念入りに確認しましょう。
きものによっても異なりますが、一般的に「身幅」「身丈」「裄」「袖幅」「袖丈」「褄丈」「抱き幅」「衽幅」「衿幅」などのサイズ直しが可能です。 成人式が終わった後、振袖の袖を短くして訪問着として着用することもできます。
おはしょりで調整できないぐらい長い場合は、裾を切らずに身丈を長くした調整も可能です。袖が短く感じる場合には袖丈を伸ばし、手首が見えてしまう場合は袖幅を伸ばしてみましょう。

2.寸法直しと仕立て直しは同じ?

寸法直しと仕立て直し

■寸法直しとは?

身長や手の長さが違う場合や体形が変わった場合に、寸法を詰めたり広げたりするのが、「寸法直し(サイズ直し)」です。部分的な調整は、一般的に寸法直しと呼ばれます。
部分的にお直しをするだけでなく、全体的な汚れを落とすこともでき、仕立て直すときにしみを隠すこともできます。サイズ直しの場所にもよりますが、約8,000円~がお直しの相場となります。

■仕立て直しとは?

仕立てあがっているきものをいったん解き、洗い張りをしてもう一度仕立て上げる作業は「仕立て直し」と呼ばれます。一度、仕立てたすべての縫い目の糸をほどきますので、仕立て直す際にサイズを変えることも可能です。
仕立て直しの場合は、仕立て上がりのきものを解いて洗い張りをし、仕立て直す費用の相場として約3万2000円~7万円が相場となります。胴裏や八掛は新しいものを使用することがありますが、その際は約1万5000円を相場として考えておきましょう。

3.サイズ直しの料金はいくらくらい?

サイズ直しの料金

きもののサイズを直して使うことができるなら、お手持ちのものをすぐにお直しに出したい方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここで、お直しの種類、またお直しに関係する作業に応じて料金の相場をまとめてみました。

・身幅直し  袷:1万5000円(単衣:1万4000円)
・身丈直し  袷:1万5000円(単衣:1万4000円)
・裄丈直し  袷:1万円~(単衣:9,000円)
・袖丈直し  袷:8,000円~(単衣:7,000円)
・胴裏・八掛お取替え  各1万5000円
・しみ抜き  4,000円~
・洗い張り(袷)  1万円
・洗い張り(振袖・留袖)  1万2000円
・洗い張り(単衣)  8,000円
・仕立て直し  2万円~
・丸洗い  5,800円

4.サイズ直しの事例をご紹介

サイズ直しの事例

思い入れの強いきものだからこそ、お直ししても着たいと思われるわけです。信頼できるお店で依頼することをお勧めします。
失敗した場合、返金されることもありますが、思い出の詰まったきものは元に戻りません。

お直し体験談

【お直し体験談】きもののサイズ直しで、マナーも取り入れた着こなしに高評価

20代前半の既婚女性が、ご家族やご親族の結婚式に参列するために、礼装で必要になるのは留袖です。しかし、年齢を考慮してお母さまから譲りうけた色留袖を着用されることにされた女性は、サイズ直しを検討しました。
着用される方がお母さまよりも背が高いので、身丈を7㎝伸ばし、裄を3㎝広げました。身丈は胴裏と八掛を含めてサイズを直し、裄を広げて丸洗いを行いました。結婚式場での着付けを依頼したところ、若い方はサイズが合わないと洋服に切り替えてしまうことが多いとのこと。しかし、ご家族やご親族への敬意を含め、礼装であることを意識し、お直しして着用する心構えを褒められたとのことでした。

まとめ

新しいきものを購入すること楽しみで愛着の湧くものです。しかし、譲り受けたきものを仕立て直して大切に着たり、思い出のきものをサイズ直しで長く着たりできるのは、とても思い入れが深いものとなります。ぜひ、お手持ちのきものを見直してみてください。

 

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