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きもの便利手帳

花火大会を浴衣で楽しむための着付けPOINT

花火の写真

花火大会までにマスターしたい、浴衣の着付けと基礎知識

日本の夏といえばやっぱり花火大会。家族やお友だちと浴衣でお出かけできれば、さらに雰囲気を楽しめますよね。ここでは浴衣の着付けや着こなしのコツなど、知っておきたい基礎知識をご紹介します。

浴衣の着付けに必要な物

まずは浴衣の着付けに必要な物を確認していきましょう。浴衣の着付けには、以下の10点が揃っていると便利です。

1.浴衣
2.帯(基本的には半幅帯や兵児帯)
3.下駄(歩きにくい場合はサンダルでもOK)
4.腰紐2本
5.伊達締め
6.浴衣用の下着(ワンピースタイプがおすすめ)
7.帯板(前板)
8.コーリンベルト(ワンタッチベルト)
9.着物クリップ
10.浴衣に合う和風のバッグ(籠バッグや巾着がおすすめ)

コーリンベルトや着物クリップなどは他の物でも代用可能ですが、すっきりとした美しい着こなしをするために持っていると便利なアイテムです。

浴衣の着付けの手順

必要なアイテムが揃ったら、実際に浴衣を着てみましょう。
洋服と違うのは、浴衣を着る前に体の補正が必要なこと。浴衣などの和装は、体の凹凸がない方がきれいに着こなせます。浴衣用の下着を着た後、腰回りを中心に腰紐とタオルや既製の補正用品で体のラインを調整しましょう。
体のラインが整ったら、以下の順番に着付けていきます。

1.浴衣を羽織り、くるぶしと床が平行になるよう裾の位置を決める。
2.上前と下前を合わせ、腰紐で固定する。
3.おはしょりを整える。
4.こぶし一つ分ほど衣紋を抜く。
5.衿を合わせ、コーリンベルトで留めてシワを伸ばす。
6.伊達締めを巻く。
7.帯を巻き、帯板を入れる。

浴衣の着付けには着物に関する独特の用語が用いられるため、動画サイトなどで動作を確認しながら何度か着る練習をすると良いでしょう。

浴衣での立ち居振る舞いの注意点

浴衣を着た際は、立ち居振る舞いに気を配って。着物を着た時に気を付けるべき以下の4点を押さえておくだけで、浴衣美人になれますよ。

1.背筋を伸ばす。
2.小股で歩く。
3.階段の上り下りや乗り物に乗る時は右手で裾を持ち上げる。
4.手を上げる時は袖口を押さえる。

背筋を伸ばすと浴衣にシワが寄りにくく、小股で歩くと裾が乱れません。
着付ける時のたてづま(襟先から裾までの長さ)や、動いた時の袖口に気を配ると「裾を踏んでしまう」「袖口がまくれあがってしまう」などの失敗を防ぐことができるでしょう。

知っておきたい、浴衣と着物の違い

ここまで浴衣の説明をしてきましたが、「浴衣と着物は違うの?」という疑問を持った方もいるのではないでしょうか?
結論からいえば、浴衣は着物の一種です。ただ、素材や着方、着用シーンが着物とは若干異なります。

例えば、浴衣に使われる素材は綿や麻、ポリエステルなど丈夫で涼しいものがほとんどですが、着物の多くには絹が使われています。
また、素足に下駄の組み合わせが中心の浴衣と違い、着物には足袋を合わせることが基本です。
昔、浴衣は寝巻きとして着用されていました。遊び着として外出時に着るようになった現代でも、基本的に冬、外で浴衣を着ることはありません。

着物に比べ浴衣の方がカジュアルな和装です。その分、ポイントさえ押さえれば「遊び着」としてさまざまなアレンジが可能ですよ。

花火大会にピッタリ!浴衣のおすすめコーディネート

浴衣は組み合わせによって大きく印象が変わります。花火大会にピッタリのおすすめコーディネートを5つご紹介しましょう。

可愛さを演出!ブルー×ピンクのコーデ

空色やブルーの浴衣にはピンクの帯を合わせると、可愛らしさが引き立ちます。寒色のベースに暖かみのある赤系統の色が加わることで、優しい印象になりますよ。

シックな大人っぽさが際立つ!ホワイト×パープルのコーデ

ホワイトベースの浴衣には、淡いパープルの帯を組み合わせてみましょう。シックで落ち着いた大人っぽい印象になり、夕涼みや花火大会にピッタリ。帯は少し光沢のあるものを使うと艶っぽい雰囲気が際立ち、お友だちや恋人にひと味違うあなたを見せることができますよ。

元気はつらつで非日常感満点!ピンク×イエローのコーデ

花火大会やお祭りのうきうきとした明るい雰囲気によく合うのが、ピンクをベースにした浴衣とイエローの帯の組み合わせ。きらきらした帯飾りや髪飾りを追加すると、より華やかな印象になります。

上品な色気で魅了!パープル×ネイビーのコーデ

パープルの浴衣を品よく着こなすのにぴったりなのがネイビーの帯。パープルの持つ高貴で艶やかな印象を、濃いネイビーが大人っぽく引き立ててくれます。帯にレースの飾りを組み合わせると繊細かつ華やかさがプラスされますので、ぜひ試してみてください。

クールな着姿に!ブラック×ブラックのコーデ

浴衣を粋にカッコよく着たいあなたには、ブラックベースの浴衣にブラックの帯の「黒×黒」コーデがおすすめです。大輪の牡丹や小さく繊細な桜など、日本の花が描かれた浴衣を選べば、クールな大和撫子に変身できますよ。

花火大会までに着付けをマスター!着付け教室の無料体験に行ってみよう

着こなしのポイントや自分にピッタリのコーディネートを選べば、浴衣を素敵に着こなすことができます。
とは言っても「1人で浴衣を着るのはやっぱり難しい」「浴衣と帯の組み合わせが合っているか不安」という方も多いのではないでしょうか?
そんな方は、ぜひ「きもの着方教室 いち瑠」に足を運んでみてください。

いち瑠は全国に約50箇所以上の教室を持つ着方教室で、手ぶらで受けられる無料体験レッスンを随時実施しています。インターネットから簡単に予約可能なので、気軽にプロのアドバイスを受けることができますよ。
浴衣の着方をマスターして、花火大会などの夏のイベントをより楽しみましょう。

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