桜、梅、葡萄、猫まで! きもので大人キュートを演出する柄が欲しい
きものにはさまざまな模様があり、着る人見る人を楽しませてくれます。春夏秋冬、季節を選ぶものもあれば、縁起の良い柄も多いですね。
最近は趣味性の高い図柄も増えてきました。猫好きにはたまらない、猫柄も出現! 可愛いですよ。今回は季節の小紋柄と猫柄帯をご紹介! ぜひ、チェックしてください。
1.桜柄~お花見に着ていこう
疋田模様の中にある桜花と楓葉の植物柄。春秋模様ですから、春と秋に着られる便利なアイディア柄とも言えます。
桜と言えば「お花見」。春になったらお花見に着ていきましょう。桜の木の下でワクワクできる…そんなお誘いの柄です!
薄ピンクの一松模様が可愛らしい小紋の一枚です。絵柄は、桜とジョウロとバケツ、スコップの柄がガーデニングを思わせて、まさに春。これを着てお花見に行けたら、まさにピッタリです。
帯は少し濃い色タイプが、全体を引き締めてくれるので、バランスが良いかも。夜のお花見は少し冷えますから、ショール等を持ってお出かけしてくださいね。
2.金魚柄~涼しげに夏祭りへGO
夏祭りといったら「金魚すくい」が、定番ではないでしょうか。本来なら、赤は燃える熱いイメージですが、金魚は別。たとえ真っ赤でも涼しい印象となるから不思議です。
夏祭りの盛んな7月や8月の2カ月間は、きものでも薄物と言われる絽や紗の時期です。そんな薄物の金魚柄のきもので、夏祭りに行ってみませんか?
あっ、でも夏祭りなら浴衣も素敵。本当に、夏に金魚の柄は特別なんです。
3.葡萄柄~初秋にピッタリ
実りの秋にぴったりの葡萄柄のきものは、初秋にピッタリとはまります。お出かけ着として個性的なお洒落が楽しめそうです。色のトーンが深いので、帯は明るめの色が似合うでしょう。
帯や小物を変えるだけで、随分と雰囲気が変わり、お出かけの幅も広がるのが小紋の良いところ。たくさんチャレンジしてください。
4.梅柄~冬に合うモダン系
オレンジ色の小さな一松模様に鮮やかな梅柄は、ちょっと現代的な雰囲気です。総柄ですから普通の小紋と思ったら、大間違い! 梅柄が全部同じ向きなので、仕立て方次第でワンラックアップのお洒落な「付け下げ小紋」にもなる一着です。梅柄がすべて上向きになるように仕上げてもらいましょう。
寒い冬に見るだけで暖かくなりそうな色、見ているだけで心がホッと和むお洒落な一枚ですね。
5.猫柄~たまには、こんな柄もいかが?
可愛らしい猫ちゃんが、あっちこっちに…猫大好きの人にはワクワクの逸品の帯。「お太鼓」と「たれ」の位置がしっかり決まっているので、着付けをする時は注意が必要です。お太鼓の模様が途中で切れてしまったり、たれにある猫顔が隠れてしまったり…難しいですが、バッチリ決まった時は、後ろ姿が素敵。
着ているご本人はもちろん、猫好きの人もついつい見てしまう、注目の帯です。季節を選ばないので、重宝しますよ。可愛い小紋に合わせてください。
シンプルな猫のシルエットが美しい帯は、都会的な雰囲気がただよいます。昼間はもちろん、夜のお出かけにもピッタリ。ブルーのハートマークもキュートで可愛いですね。お友だち同士の集まりなどにぜひ締めていってください。
ブルー系はもちろん、イエロー系、ピンク系といった幅広い色のきものに使える、遊び心満点で、猫ファンお薦めの帯です。
まとめ
結婚式や成人式ではきものを着るけれど、普段に着るのは大変…そうおっしゃる方もいらっしゃいます。でも、それってもったいないですよね。ちょっとしたお出かけに、普段使いのきものを着てみませんか? お茶会や観劇やコンサート、食事会など、ご自分のセンスでコーディネイトしましょう。
きものと帯、帯揚げ、帯締め、帯留、草履…必要な小物はいっぱい。季節を選んだり、格を合わせたり、趣味に走っても良いでしょう。カジュアルなきものこそ、きもの好きの本領発揮とも言えます。
あなたもきものワールドにハマってみませんか? オススメです!